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馬プラセンタと
他のプラセンタとの違いって?

近年、馬プラセンタという文字の入ったプラセンタ製品を見かけることが多くなりました。
これまでは単に「プラセンタ」とだけされて、
原材料を商品名に入れることが少なかったのではないでしょうか。

胎盤がプラセンタ製品の原料になる動物には、馬以外に豚や羊がいます。
オーストラリアやニュージーランドの原料で
「羊プラセンタ」と名前のついた製品がときどき見受けられますが、
日本国内では羊の生産量が少なく、プラセンタ製品にするには数が少ないようです。

国内で見られるプラセンタ製品は、これまで豚の胎盤を利用したものが中心でした。
豚の妊娠期間は約100日で、年に2回以上の出産を行うことも珍しくありません。
そのため、国内での飼育頭数も多く、
胎盤を製品原料として大量に入手しやすい豚プラセンタが多く使われてきたのです。

手に入りやすい豚プラセンタがあるのに、
わざわざ馬のプラセンタを利用することのメリットを考えてみましょう。


品質良さからニーズが高まっている馬プラセンタ

昔からの言い伝えに「病人には馬肉を食べさせる」「火傷に馬油を塗ると早く治る」というものがあります。
鉄分とアミノ酸が多く含まれた馬肉は滋養強壮に優れた食物であり、馬油は人の脂質と似ていて馴染みやすいために、
医療が十分でない時代から薬代わりに使われてきたのでしょう。

また、多産な豚と違って馬は出産数が少なく貴重なため、より一層尊ばれてきたという側面もあるかもしれません。


馬の妊娠期間は実に330日。人間より1か月以上長い妊娠期間があります。
そして、1度の妊娠で1頭しか出産しません。

個体数で比べても、出産数で比べても、豚と比べて馬の胎盤は希少と言えます。
また、体の大きさから胎盤もとても大きいのだろうと思ってしまいますが、これも豚とは事情が異なります。

馬の胎盤は「散在性胎盤」で、子宮の中に広がるように存在しています。
母体内で一つの円盤状のかたまりになっているヒトの胎盤や、
多胎盤といって子宮内に数個から十数個の胎盤ができる豚と異なり、
馬の胎盤はこの形状のためやや加工しづらく、製品化されにくいものでした。

しかし、素材としての馬プラセンタの品質の良さが認められるにつれて加工技術も工夫されるようになり、

希少で高価な素材として次第に注目されるようになったのです。


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元気な仔馬を育てる馬プラセンタ

加工しづらく、流通量が少ないにもかかわらず馬プラセンタが求められてきたのは、品質にも理由があります。それは、

アミノ酸の量や質、栄養成分などの豊富さが、
豚や羊よりもはるかに多いということです。

生まれたての仔馬が、一生懸命自分で立ち上がろうとする場面の画像や映像を見たことがある人も多いでしょう。
ヒトであれば、歩き出すまでに1年近くかかるのに、馬の場合はすぐに立ち上がって、
数週間後には走るようにさえなります。
母馬のおなかの中で仔馬をしっかりと育てているからこそ、できることなんですね。

そんな重要な役割を担う馬の胎盤ですが、実は馬の繁殖は流産や不受胎が少なくないとされています。
交配をしたのに着床できない、胎盤が育たない、未熟児となってしまうなどの理由がありますが、
こうしたことも原因で馬の胎盤はますます希少なものとされてきたのです。

馬プラセンタが希少な高級品とされてきた理由は、成分にもあります。
とはいえ、計測できる成分の質と量を原料100gあたりで比較した場合のデータでは、
必ずしも馬プラセンタが豚プラセンタより優れた数値を出しているわけではないようです。
ただし、馬プラセンタでは豚では含まれていない6種類のアミノ酸が含まれていることがわかっています。
また、数値化されにくく存在がわかりにくいものの、

馬プラセンタには、豚プラセンタ以上に豊富な細胞成長因子が含まれている
可能性があり、美容・健康効果に対して期待が高まっているとも考えられます。

小さな受精卵を、生まれてすぐに歩けるほどしっかりした体の仔馬に育て上げるのが馬の胎盤ですから、
そんなふうに思われるのも無理はありませんね。

高級な馬プラセンタだから、確かなものを選びたい

高い品質と優れた効果を期待されて人気上昇中の馬プラセンタですが、最後に、
間違いのない馬プラセンタ製品の選び方を考えてみましょう。
美容と健康のため、アンチエイジングのために優秀な素材である馬プラセンタですが、

どんなに良い原料を使っていても、
他の素材の分量ばかりが多くては困ってしまうこともありますよね。

製品を選ぶ際には、まずは目的に合ったものを選ぶことが大切です。
美容目的で作られている製品の場合、コラーゲンやアミノ酸、ビタミンが追加されている場合が多くあります。

一方、疲労回復やスタミナ増強のためには、ビタミン類だけでなく
滋養強壮に良いとされる成分が追加されていることもあります。

ラベルの説明をよーく読んでみると、実は馬プラセンタはあまり入っていない……
などという場合もありますから注意が必要です。


また、馬プラセンタ製品は流通量が少ない馬胎盤が素材であるため、
混ざり物が少ないほど価格が高くなりがちです。

失敗しないお買い物のためには、成分表示がしっかりされている製品を選ぶのが大切といえるでしょう。