医師監修記事 医薬品としてのプラセンタ

現在の日本は、超高齢化を迎え毎年莫大な医療費を、調達しなければいけない状態になっています。
その医療費は過剰なまでの医薬品に費やされています。
患者側も、飲まないと不安になり薬に頼りきった生活を送っています。

ですが、化学合成した医薬品には、必ず副作用があります。

目的の薬理効果が得られても、例えば「熱は下がるけれども下痢をする」
というように想定外の反応を伴うことが起こります。
また、医薬品の過剰摂取による「免疫力」や「自然治癒力」の低下も心配なところです。

プラセンタ製剤は「紫河車(シカシャ)」と呼ばれた漢方薬から始まり、
半世紀ほど前から医薬品として認可された歴史ある伝統医学です。

しかも、化学合成された医薬品とは違い、大変「体にやさしい薬」です。
プラセンタ製剤は、立派に胎児を育て終えた「胎盤」から抽出されたエキス剤です。

このような、生物の一部分を原料とするものは「生物製剤」と呼ばれ、
原料の管理と製薬段階で、厳しい安全性の確保が義務づけられています。

プラセンタ製剤が「体にやさしい薬」と呼ばれる理由は、
副作用のような代償がないからです。

化学合成された医薬品は、
「①殺す / ②上げる(又は下げる) / ③補う」
という作用が基本になります。

例えば、通常ビタミンなどの不足がみつかると補給作戦で補い続ける処置をします。
しかしプラセンタは不足分を、体が自分で作るように組織を刺激するのです。


このようにプラセンタが従来の薬と違う働き方をするために、副作用が出にくいことがよくわかります。

化学合成した医薬品では、その特定の異常は解消できても、同時にそれ以外の部位で起きている病変には効きません。
逆に予期しなかったところに作用して正常な生理機能を壊し、別の病変を起こしてしまうという副作用も伴うのです。

しかし、プラセンタはそれを投与したとき、効果が全身的、かつ総合的に及びます。
どこか一部の部位に効果が限定されるのではなく、身体全体に効果が現れ、弱い部分に効くのです。


プラセンタの効能と神秘性により無事に生まれた赤ちゃん

プラセンタの凄さは、
赤ちゃんを丸ごと育て上げる力を秘めているところにあります。

人間がいくら全知全能を傾けて考えても、プラセンタには及びもつきません。 プラセンタはそれだけ完全で生命体を作る上では全能なのです。

自然のままに生きている動物たちは、草食動物であれ肉食獣であれ、
子供が生まれた後に娩出される胎盤をきれいに食べてしまいます。
それが生命の維持に大切だからに違いありません。

この記事を監修した医師

玉城有紀先生

玉城 有紀 先生
溝の口駅前皮膚科 医院長

帝京大学医学部卒業、日本医科大学武蔵小杉病院卒後、臨床研修センター研修医。
東京女子医科大学皮膚科学教室入局し、町田市民病院皮膚科勤務。
平成24年皮膚科専門医取得、平成26年溝の口駅前皮膚科を開院。